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アウトドアガイドという職業(1)

これから、「プロフェッショナル論」と題して、プロガイドには何が必要なのか、どういうことを考えるべきなのか、ということを連載コラムに書いていきたいと思います。
どのように展開していくかはわかりませんが、少しでも皆さんのお役にたてる内容になるようにがんばります。
このコラムは、主に北海道のアウトドアガイドのみなさんに向けて書くものですが、もちろん違う地域、職業の人にも読んで欲しいと思っています。

さて、最初のテーマはアウトドアガイドという職業について。
この連載はアウトドアガイド向けに書くとは言っても、読者にはガイドではない人もいると思いますので、まずは、アウトドアガイドとは何ぞや?というところからスタートします。そして、アウトドアガイドというお仕事の大切さについても。
「ガイド」という言葉で、一般の人たちが思い浮かべるのは、きっとバスガイドさんかなと思います。
バスに乗って、お客さんに観光地の説明や、それにまつわるいろいろなお話を聞かせてくれます。歌を歌う人もいますね。要するに、観光地の情報案内をする人たちがバスガイドです。
Guideの約は辞書にも「案内人」とあります。

そして、「アウトドアガイド」は文字通りアウトドアフィールドでの案内人です。
ただし、ここで他の案内人と違うのは、「困難な、あるいは危険なフィールドや状況においても、安全に」お客さんの目的を達成させてあげるという役割を持っているということです。
それは、極端に言えば、人の命さえも背負っている案内人であるということです。

この職業について知らない人は、きっと、「いつも山や川でお客さんと遊んでいるだけで、お金がもらえていいね。」というように考える人もいることでしょう。
もしかしたら、普段は、お気楽な仕事に見えるかもしれませんね。
しかし、実際は、非常に重い責任を背負っているのです。

アウトドアガイド。

日本では、まだ、あまり認知されていない職業ではありますが、人の命を預かっているという点では、医師や飛行機のパイロットなどと同じように、尊い職業なのです。

皆さんには、ガイドの仕事に対する理解をして、尊敬してほしいなと思います。
そして、ガイドをしている皆さんは、誇りを持ってほしいと思います。


竹内聖(たけうちせい)
2003年から、北海道アウトドア協会事務局で、アウトドア資格制度の運営やアウトドア協会運営に関する様々な仕事に携わる。
http://www.takeuchisei.com/

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