人がすごい、自然がすごい-酪農学園大「北海道アウトドアガイド実習報告」(5)
Topic: 特集|釧路湿原自然ガイド講座を終えて
地域環境学科 2年 笹原奈津子
私は今回のガイド講座で、多くを学んだ。ガイドとしての知識は勿論だが、人間として成長したような気がする。
釧路湿原は、私がいつか行きたいと思っていた憧れの地であった。ガイドについて色々と教えてくださったのは安藤さんという、去年酪農学園大学の講演にお越 し頂いた方だ。安藤さんは自分がやりたいこと、好きなことを仕事にしており、私は彼の生き方にとても憧れた。憧れの地で、憧れの方に教えて頂く。なんて素 晴らしいのだろう。今回この講座に参加したのは私のそういった思いからだった。

釧路での6日間は非常に充実したものであり、時間が経つのが早く感じられた。しかし、釧路で流れていた時間はいつもの時間の流れとは違っていた。別世界と 言えば些かオーバーかもしれないが、空の色や雲の形、雨の音や川の流れ、満天の星に流れ星、太陽の眩しさ、緑の輝き…ひとつひとつに命があるのだと、感じ た。
自分が皆をガイドするというのは、予想外の事態だった。私は自然の中で育ったにも関わらず、植物の名前はわからない。出来る訳がなかった。初めてのガイド を終えて思ったことは、実習先である釧路について事前学習が必要だということと、基本的な植物や鳥の名前を覚えて来なければならないということだ。来年 は、実習に参加する人達で集まり、事前学習やミーティングを行うべきだと思う。ガイドと言えないガイドをした私に、安藤さんは色々なアドバイスをしてくだ さり、また私の長所を見出してくださった。そして、私にしか出来ないガイドをやればいい。と仰ったのである。安藤さんはひとりひとりを真剣に見てくださ り、正面から向き合ってくださった。そんな安藤さんを私はとても尊敬した。
私はこの実習の全てが意味のあるものだと感じた。ガイドの練習だけでなく、ヒッコリーウィンドでの食事やコンサート、トーキングサークルなど、兎に角何か ら何まで新鮮であった。そのひとつひとつに私は刺激され、成長したと思う。以前にも増して仲間達と打ち解けあうことが出来、本音で語り合うことが出来たこ とも、人と接することが好きな私にとって凄く嬉しいものであった。
最後になりましたが、今回お世話になった方々に心からお礼申し上げます。
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