人がすごい、自然がすごい-酪農学園大「北海道アウトドアガイド実習報告」(6)
Topic: 特集|釧路湿原自然ガイド講座を振り返って
地域環境学科 2年 栃木奈津子
一言で述べると、濃い5日間だったと思います。行く前の私は自分で参加を申し込んだのにも関わらず、バイト疲れや距離が遠いなどと不満を感じ、やる気がな かったのが正直なところでした。岩井先生や安藤さんが学生の為に時間や労力を費やしてセッティングをしてくださったのになんて失礼な学生だと重々感じてい ます。ガイドを将来目指しているわけではないが環境を学ぶ学生として自然について知らなければいけないのではないか、釧路湿原に行ったことがない、資格は 取れたらいい、程度の気持ちで参加しました。そんな私でも安藤さんは優しく受け入れてくださいました。プロのガイドとしての技術や知識、心得等を教えてい ただきました。実際に自分がガイドをしたことは辛かったですがいい経験となりました。図鑑を植物で調べて理解する作業は生まれて初めてでした。自分は自然 が好き。そう口でいっても自然を構成している小さな部分には目が行かなかったことを理解できました。また、安藤さんはガイドとしてだけではなく一人の大人 として若い私達に多くのことを教えてくださったと思います。特に心に残った安藤さんの言葉は「何事も経験だ」「100人の人に好かれなくてもいい」この言 葉は私を今も勇気付けてくれます。また、新しい環境や団体行動が苦手な私にとって自炊共同生活は慣れるまでは辛かったです。ほとんど話したことがない仲間 が半数でした。しかし、その仲間や安藤さんと接していくうちに、自分とも向き合えたのではないかと思います。自分はどんな人間なのか、自分はどんな大人に なりたいのか。と周りと向き合うことで自分を見つめる、見つめなおすことができたと思います。

なぜたった5日間が濃く感じたのか。一言で述べると非日常であったから、だと思います。合宿所、消防署、図書館、ヒッコリーウインドまでの道、素晴らしい 星空、ヒッコリーウインド、コンサート、芋掘り、焚き火とバーベキュー、キラコタンの大自然、安藤さんご家族、仲間との会話、等全ての時や場が学びだった からではないか。と何ヶ月も経った今、そう感じました。今でもプロのガイドの貴重な5日間を本気でガイドになりたいわけではない私も参加してしまい良かっ たのかと正直、心に引っかかっています。私は本当に幸せで恵まれているなと感じました。来年はどうなるのかまだわかりませんが、振り返ってみると、この5 日間のように毎日を大切に、何かを少しずつ学び、成長できるような日々にしなくてはいけないなと思いました。最後になりましたが、安藤さん御家族、消防署 職員の方々、釧路の自然、岩井先生、5日間を過ごしたみんな、送ってくれた両親、本当にどうも有難うございました。
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