2008年 4 月 08日 の記事一覧

人がすごい、自然がすごい-酪農学園大「北海道アウトドアガイド実習報告」(13)

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image051さて、お読みいただいた感想は、いかがだっただろうか?
私は、普段の自分自身と比べてみて反省した。学ぶこと、感動すること、素直に表現すること。
大切なことを教えてくれるレポートだったと思う。
アウトドアガイドや自然と関係ない職業の皆様にも、きっと彼らの言葉が刺激になるケースが多々あるのではないかと思う。

こんな熱い人が活躍する北海道。自然はもちろん日本一だ。
是非、このフィールドを、人を、あなた自身で感じてほしい。

最後に。
彼らには、いつまでもこの熱さを忘れないでほしいと願っている。

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筆者

酪農学園大学の学生
麻生雄司、笹原奈津子、栃木奈津子、三塚千愛、大場一樹、狩野都見、中村美那、三ッ山佳織、葉山 薫

安藤 誠
1964 年札幌生まれ。北海道アウトドアガイド(道認定自然ガイド)。北海道指定丹頂ヅル監視人。鶴居村でこだわりのロッジ・ヒッコリーウィンドを営む傍ら、知床 ボランティアガイドレンジャー、米国環境教育プログラム指導員等の資格取得。湿原が果たす人と自然への役割を様々な角度から伝えている。ガイド以外にも ロッジでコンサートを開催。アメリカンルーツミュージックの第一人者であるジェフマルダーを呼ぶなど自らも演奏に加わることもある。近年は北海道スロー フード活動に携わり、自然の暮らしを満喫している。
ウィルダネスロッジ・ヒッコリーウィンド
〒085-1200 北海道阿寒郡鶴居村雪裡原野北14 ℡0154-64-2956

岩井 洋
北海道アウトドア資格人材育成機関である酪農学園大学で、アウトドアガイドを目指す学生の指導にあたっている。
酪農学園大学・酪農学園大学短期大学部 地域環境学科教員
〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582番地 ℡011-386-1111

※写真は学生たちが撮影したものです

竹内 聖(たけうちせい)
2003年から、北海道アウトドア協会事務局で、アウトドア資格制度の運営やアウトドア協会運営に関する様々な仕事に携わる。
http://www.takeuchisei.com/

最後に、学生たちが撮影した写真を。この風景は、きっと、彼らの心にいつまでも刻まれているのだろうと思う。

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人がすごい、自然がすごい-酪農学園大「北海道アウトドアガイド実習報告」(12)

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興味本位で参加してみた釧路自然ガイド講座

地域環境学科 1年 葉山 薫


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私は本当に何が何だか分からない状態で参加しました。ただ、面白そうだなというだけで。
正直、自然ガイドという単語にもあまり馴染みはなく、ガイドと聞けばどうしてもバスガイドのほうを思い浮かべてしまうほどでした。
そんな状態で迎えた初日。唯一の1年ということでかなり緊張していました。
同学年がいないのは少し、というよりかなり緊張します。無理矢理でもだれか誘えばよかったかな。駆けつけてくださった岩井教授の車に揺られながら、そんなことを考えていました。
走ること、どれぐらいたったでしょうか、目的地の鶴居村に着きました。
鶴居村とは特別天然記念物タンチョウの生息繁殖地に因み、村名を「鶴居村」と称しています。毎年11月頃から見られ、鶴見台や鶴居伊藤サンクチュアリ、雪裡橋などで多くのタンチョウが観察できます。(鶴居村ホームページ参照)
宿泊施設について間もなく、講師の安藤さんがやってきました。
安藤さんは一言で言うと敬愛の意味を込めて“熊おじさん”。話の端々で熊のことが大好きだということがわかりました。・・・決して容姿だけではありませんよ、ありませんとも。
この日は簡単な自然ガイドの説明と山などに入る時の服装や小道具、いわゆるアウトドアブランドについての説明、日程の確認などで終わってしまいましたが、次の日が不安ながらも待ち遠しくなるには十分でした。
さすがプロと自負するだけあって、山での服装や服に付いている機能がどんな意味を持つのか、小道具の重要性、値段が張っても良いものはいいということ、など初級の心得を、経験談を交えながらわかりやすく教えていただきました。
その後も1人ずつ丁寧な指導と自分で調べることを大切にした講座にしてくださり、とても充実していたと思います。
しかし1年という立場に甘んじて先輩方にはかなりの迷惑をかけたので、それが申し訳なく、反省と感謝をしています。

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人がすごい、自然がすごい-酪農学園大「北海道アウトドアガイド実習報告」(11)

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釧路アウトドアガイド実習の感想

地域環境学科 2年 三ッ山 佳織


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初 めて辿り着いた鶴居村は雨が降っていて、夏だというのに半袖では肌寒く、緑の多さが目に付いた。大学での講演会で講演された安藤さんとの出会いがこのよう なアウトドアガイド実習という形として行われ、それに参加でき本当に幸せで朝から晩までずっと大自然に囲まれた4泊5日を過ごすことができた。
今 回の実習では、学んだことは本当にたくさんありここにも書き残せないほどだ。実習に参加した人だけが感じる生の感動がとても沢山あった。ガイドという職 業・基本的なこと・ガイドには何が必要なのか・コミュニケーションのとり方・自然と人間の間に両者の間に立つこととは何か・自然とは何か・自然に負荷を与 えないようにするにはどうすればよいか・等を教わることができた。消防署で救急救命の実習もした。そしてガイド実習。自分は一番手でやることになってとて も緊張した。でも今回一番成長ができたのはそのガイド実習であろう。植物等の同定の後、2回ガイドの役をした。どちらも声が震えるほど緊張をした。立つ位 置・声の大きさ・言葉遣い・態度・・・どれもうまくいかなかったけど自分オリジナルのガイドが出来たと思った。でもトドマツとカラマツの違いを見破られな かったことが悔しかった。実習では失敗してもそこから様々なことを学ぶことができた。安藤さんからは、よい所ははっきりとよいと言ってもらえたり、励まし てもらえて本当に安心し自分でもこんな事ができるのだという自信を得ることができた。これから克服し工夫しなければいけないこともわかった。そんなガイド 実習のメインは主に植物であったが、野幌森林公園にある植物と全く違っていた。ホザキシモツケ・ミヤコザサ・ナガボノシロワレモコウ・カラフトイバラ・エ ゾオオヤマハコベ・ツリガネニンジン・ハンゴンソウ・カシワ、湿原や草原・低積雪地帯・牧草地に生えるのもなど、森林が主体の野幌森林公園の植物相とはま た違っていて大変勉強になった。他に鳥類などその日はツバメなどを見る事ができた。そして鶴居村に来たからには必ず見たい鳥であったタンチョウを間近で見 る事ができて嬉しかった。他に鳥類はチゴハヤブサ・アオジ・ノビタキを見たり、オオジュリン・コヨシキリ・ベニマシコなどの草原性の鳥類がいるということ を教わった。昼間は実地での実習・観察。しかし夜になれば満天の星空と天の川と流れ星もセットでヒッコリーウィンドーに集まり、よしだよしこさんの近距離 ライブ。なんて思っていたら次の日はバーベキューに焚き火を囲んでの語らい。あんなに近くで音楽に魅せられて鳥肌が立った。音楽で自分が普段知らない世界 を次々見せられて、自分を取り囲んでいた世界がどんどん新しく変わっていくそんな気分で唄を聴いていた。次の日も焚き火を囲んでサークルトーキング。一人 一人が思っていることやりたいこと将来の不安・悩みもいろいろと話してこの人はこんなことを感じている・思っている・・・と感じた。そんな不思議な異空間 の時間を自分は忘れないと思う。あの異様な日常から隔絶された非日常は自分を大きく成長させてくれたなと今でも思い出は色あせない。最後の日は釧路湿原の 最深部目指して本物ガイドの安藤さんのいざないで湿原に入った。今までに見たことない光景が広がり、本当にここは北海道だろうかと思った。低い潅木・深い 深い川・静かな森。熊が出るかなと思っていたらシマリスと遭遇。あっという間に最深部到達。そこで見た景色は言い表せない。きっと直に見る事が何よりの感 動を伝えられる表現だっただろう。そこに世界の全てがあるのではないかというくらいに凄かった。自分は自然の前ではとても小さい存在なんだな・・・としみ じみした。自然は本当に自分を魅了してやまなかった。
こうしてたった5日間の実習が終ったが、自分自身の成長も感じられた。 もっともっと勉強してアウトドアガイドになりたいと強く思った。そしての何より、この実習を企画してくださった岩井先生そして実習の講師として様々なこと を教えていただいた安藤さんそして車での送迎や美味しい料理を食べさせてくださった忍さんそして可愛いむっち。とても感謝しても感謝しきれない気持ちで いっぱいです、本当にありがとうございました。そして一緒に実習を受けた皆様ありがとうございました。楽しかったです。このような素晴らしい実習がこれか らも続いていくといいと思う反面、あのような素敵な体験は今回参加した人達だけのものだろうと思う。
今年の夏はとてもあつかった。

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